学校長の一言

校長日誌

令和3年度がスタートしました!

 昨年度は,4月5月と学校休業が続きましたが,今年度は2年ぶりの平常登校。ただし,始業式(4月8日)は,「小学部」,「中学部・高等部」の2回に分けて開催,入学式(4月9日)は,在校生は各クラスでZoom参加,と工夫をしながらの新学期がスタートとなりました。

 暖かい春の日射しの中,登校してくる子どもたちの表情は,久しぶりの学校ということで緊張気味のように見えましたが,すぐに柔らかく爽やかな表情に。クラスや先生方は,新しいメンバーとなりましたが,いつものように学校が始まりました。

 徳島県でも新型コロナウイルス感染症の拡大が続いており,4月12日(月)正午に「とくしまアラート(感染拡大注意・漸増)」が発動されました。国の分類ではステージⅡに相当します。引き続き基本的な対策(手洗い,マスク着用,検温,換気など)は,気を緩めず継続していきたいと思います。

 今年度も「なにができるか(できないではなく)」というポジティブな思考で教育活動を進めていきたいと思います。皆様,どうぞよろしくお願いいたします。

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ご卒業おめでとうございます(高等部/小・中学部)

高等部3年生18名,中学部3年生5名,小学部6年生5名の皆さん,ご卒業おめでとうございます。
 今年度は新型コロナウイルス感染症の拡大予防のため,3月11日(木)高等部,12日(金)小・中学部と2日間に分けて「卒業証書授与式」を挙行しました。
 両日とも素敵な花の香り,温かい拍手に包まれた中,卒業生の皆さんは見事に,丁寧に,自分らしく卒業証書を受け取ることができました。
 卒業生の皆さんのこれからの道のりが,笑顔であふれ,自分らしさを積み重ねていかれるとともに,その前途が光り輝くことを心から願っています。

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素敵な書き初め

新春を迎えて,校内のあちらこちらで,書き初め作品が掲示されています。
今回は小学部の作品をいくつか紹介します。
皆さん,力強く,想いがこもった筆使いですね。

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雪景色のスタートです

新しい年「令和3年(2021)」を迎えました。後期の授業再開は,雪模様のスタートとなりました。
 皆様,本年もどうぞよろしくお願いいたします。
 年末から全国的に新型コロナウイルス感染症の拡大が止まらない状況にあります。徳島県においても,数は少ないものの感染者の報告が続いています。もう誰が感染しても不思議ではないと思いますが,学校では引き続き「三密」を徹底的に避け,「マスクの着用」や「手洗いなどの手指衛生」などの基本的な感染症対策に努めていきます。皆様もご協力よろしくお願いいたします。
 そして,「どのように工夫すれば安心・安全にできるか」ということを考えながら,日々の教育活動を進めていきたいと思います。

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「学習発表会」ありがとうございました

学校玄関前のケヤキも,ご覧のように葉っぱが色づき始め,少しずつ秋の気配が深まってきました。
 10月中旬から始まった「学習発表会」シリーズは,小学部→高等部→中学部の順に分散開催し,豊かな余韻を残して無事終了しました。
 今年は外部には非公開となりましたが,来校された保護者の皆様方からは,子どもたちの音楽や体育,作品展示等の発表に対して温かい拍手をいただきました。またバザーにもご協力いただきました。本当にありがとうございました。心からお礼を申し上げます。

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「学習発表会」が開催されます。

いよいよ今日から「学習発表会」が開催されます。

 今年は新型コロナウイルス感染症対応のため,三密を避けて「文化祭」ではなく,各学部ごとに「学習発表会」として分散開催されます。トップバッターは「小学部」(10/17:土)。続いて「高等部」(10/24:土),「中学部」(10/31:土)と続きます。
 例年より規模は小さくなりますが,その分,日頃の音楽や体育・図工などの学習成果,子どもたちの「元気にチャレンジ」する姿をじっくりご覧いただくことができると思います。
 なお,今年度は保護者のみの参加とし,外部には非公開としております。ご理解のほどよろしくお願いいたします。

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夏休み明けの授業再開

約3週間の短めの夏季休業が終わり,本日(8月17日)から学校が再開しました。
 予想最高気温37度越えが続き,まだまだ残暑は厳しいですが,朝夕は校舎に赤とんぼが飛んでくるようになりました。昼間は蝉の大合唱。「夏と秋」,二つの季節が同時進行中です。熱中症対策とともに,新型コロナウイルス感染症防止対策も最大限に行い,学習活動が「どうすれば安全にできるか」,「手段や方法が変更されても,いかに目標に近づけることができるか」ということを考えていきたいと思います。
 ちょっと気が早いのですが「冬休み」まで,あと4か月の長丁場。子ども達とじっくりと向き合って教育活動を進めていく絶好のチャンスです。

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通常授業の再開

6月1日(月)から「学園生・通学生」および「小学部・中学部・高等部」のみなさん全員そろっての通常授業が再開しました。
 廊下の足音,体育館の振動,みなさんの元気いっぱいの声,休み時間の歓声。教室での活動の様子を,目から耳から身体中で感じ取ることができました。いよいよ学校が動き出しました。
 といっても,新型コロナウイルス感染症対策として手洗いや消毒はもちろん,授業中の3密(密閉・密集・密接)には十分気をつけて教育活動を進めていかなければなりません。引き続き,ご家庭でも検温や健康観察,登校時のマスク着用について,ご協力をよろしくお願いいたします。

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マスクを寄贈していただきました(お礼)

非常感謝您向我們發送了許多口罩
 (たくさんのマスクを送っていただき,本当にありがとうございました。)

 このたびの新型コロナウイルス感染症の感染拡大にあたり,日華議員懇談会を通じて台湾の皆様からサージカルマスクを寄贈していただきました。
 マスクが慢性的に不足する状況の中,皆様の温かいご支援に心から感謝いたします。
池田支援学校本校・分校合わせて1500枚のマスクを児童生徒の感染症予防のために有効に使用させていただきます。子どもたちも大変喜んでおります。誠にありがとうございました。

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新年度がスタートしました

令和2年4月7日に新型コロナウイルス感染症の拡大に伴う緊急事態宣言が出されました。今後感染地域から徳島県への移動が増え,感染リスクが高まることが予想されることから,本校も新入生,在校生それぞれ2日間ずつ登校した後,5月6日まで臨時休業となりました。
 このような状況ですが,電話連絡や家庭訪問等で子どもたちの状況を把握しつつ,4月下旬の登校日(学部等ごとの分散登校),5月の学校再開に向けてしっかり準備を進めてまいります。どうかご家庭においても感染防止について引き続きご協力をお願いします。

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「私たちが学ぶまち」

箸蔵公民館2Fに,学校周辺の写真を撮り,地図にまとめた作品「私たちが学ぶまち」
を展示しています。
たいへん大きな作品です。機会がありましたら,ぜひ,ご覧いただけたらと思います。
箸蔵公民館長様をはじめ関係の皆様,ご協力ありがとうございました。(2019.3月末まで)

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文化祭 ありがとうございました

「キセキ~龍翔鳳舞~」のテーマのもと,10月20日(土)に文化祭を開催しました。
表現会では,小学部(おおきなやさい),中学部(やってみよう IKESHIワールドカップ
~世界旅行編~),高等部(音楽の旅)とも,大熱演の演技でした。
午後のバザー,催しコーナーも,多くのお客様で大にぎわいでした。
保護者の皆様をはじめ,関係機関の皆様,地域の皆様,ご来場いただいた皆様,
ありがとうございました。

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農村舞台公演

10月7日(日),東みよし町東山の法市農村舞台公演に行きました。
山道を登ると,静かな山に囲まれた場所に,人形浄瑠璃他の音が響き,
活気を感じました。
この場所は,公演前に,本校高等部生徒4名が舞台の清掃を行い,
協力をさせていただいた場所です。
これからも,いろいろな形で,地域とともに教育活動を進めたいと思います。
今後とも,地域の皆様のご協力をよろしくお願いします。

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いろどり作品展

「キッチンカフェいろどり」で行っている,本校小学部作品展を見てきました。
おしゃれな店内にふさわしい,らくやきや夏を思い出す作品が並んでいます。
お昼ごはんや買いものの際に,ごらんいただければ幸いです。
作品展は,9月4日(火)から21日(金)まで。
キッチンカフェいろどり:三好市池田町州津

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運動会

  昨夜は,雷が鳴り,朝まで雨が残りましたが,開会式を行う頃には,雨もあがり,グラウンドで
運動会を行うことができました。
 保護者の皆様,関係機関の皆様,地域の皆様の
大きな応援,声援を受けて,児童生徒は,元気いっぱいに
がんばりました。
 今後ともご支援・ご協力をよろしくお願いします。

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ご卒業おめでとうございます

3月9日(金),第8回卒業証書授与式があり,
小学部3名,中学部10名,高等部11名 計24名が卒業しました。
体育館から,たくさんの思い出を胸に退場しました。
卒業する皆さん,ずっと応援しています。

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新年あけましておめでとうございます

新年あけましておめでとうございます。

 本校では,本年度も,児童生徒一人一人の教育的ニーズに応じた
きめ細かな指導の充実を進めてまいります。
 保護者の皆様をはじめ,地域の皆様,関係機関の皆様方の変わらぬ
ご支援ご協力をどうかよろしくお願いいたします。

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文化祭へご来場ありがとうございました

「空前絶後の心と力をひとつに合わせる池文祭」のテーマのもと,
12月9日に文化祭を開催しました。
表現会では,たくさんの皆様の応援をいただき,小学部,中学部,高等部の熱演は
近くの雪も溶かしそうでした。バザー,催しコーナーも大にぎわいでした。
保護者の皆様をはじめ,関係機関の皆様,地域の皆様,ご来場いただいた皆様の
ご協力のおかげで,楽しい1日を過ごしました。ありがとうございました。

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雨にも負けず・・・運動会

外は冷たい雨でしたが,
体育館の中は,各学部種目の他,
箸蔵音頭などで大変盛り上がりました。
雨の中お越しいただきました,保護者の皆様,
関係機関の皆様,箸蔵の皆様他,ありがとうございました。

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9月1日

夏休みが終わり,学校に子どもたちの声が響きました。
校長室の前の廊下も,にぎやかです。
(スクーターボードの音がしています)
新たな気持ちで,再スタートです。

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平成28年度修了式

平成28年3月24日(金) 修了式をしました。

修了式では、早くも次の学年へ進級する心がまえが感じられ、
その成長ぶりを頼もしく感じました。
こんなにも成長できたのは,保護者や地域の方々,関係機関の皆さまのご支援のおかげです。
ありがとうございました。

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卒業おめでとう

平成29年3月10日(金) 第7回卒業証書授与式を挙行しました。

小学部2名,中学部9名,高等部10名の卒業生が,多数のご来賓や
保護者の方々に祝福され,在校生から拍手で送られて巣立っていきました。

卒業生はみんな,これまでの学校生活で頑張ったことに達成感を持ち,
これからの新しい生活に期待と不安を抱きながらも,晴れやかな表情で
卒業証書を手にしていました。

卒業生の前途に幸多からんことを祈ります。

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新年のご挨拶

 平成29年 明けましておめでとうございます。

1月10日(火) 今日から授業の始まりです。
児童生徒は明るい顔で登校してくれました。
みんなが,寒さに負けず元気で学校生活を送れるよう願っています。

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地域のロードレース大会に出場しました

12月24日(日)ぶぶるパークみかも(東みよし町)で行われた
三好ロードレース大会に,本校児童生徒も出場して最後まで走りきる
ことができました。
応援してくださった保護者や関係者の皆様,ありがとうございました。

12月22日(木)で今年の授業は終わり,児童生徒は冬休みに入りました。
関係者の皆様のおかげで一年が無事に終わったことに感謝申し上げます。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

良いお年をお迎えください。

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障がい者スポーツの推進に取り組んでいます

本校では,平成27年度から「地域における障がい者のスポーツ普及促進事業」としてランニングに取り組んでいます。
ランニングの専門家やスポーツトレーナーからのアドバイスを受けて,児童生徒一人一人の状態に応じたトレーニング方法を工夫することで体力の向上を図っています。
今年度続けてきたトレーニングの成果発表として,12月末には地域のロードレース大会に参加する予定です。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

練習の様子 小・中学部(サーキットトレーニング)

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企業の方を招いて生徒研修会を実施

11月2日(水)
株式会社リブドゥーコーポレーション 人材開発課 村上貴博 様を講師に招き,
高等部生徒の進路研修会を行いました。
研修の内容は次のようなものでした。 
  ①みんな なぜ 働くの?
  ②学生と社会人の違いは?
  ③働く職場でとっても大切なこと
  ④コミュニケーショントレーニング
グループワークも取り入れた研修で生徒にわかりやすく,後期就業体験に向けて意欲向上にもつながりました。
また,中学部も一部の生徒が参加し,働くことの意義を学ぶことができました。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

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第7回文化祭へのご来場ありがとうございました

平成28年10月22日(土)第7回文化祭を行いました。
 あいにくの空模様にもかかわらず,ご来賓を始めたくさんの方々にお越しいただき
賑やかな文化祭となりました。
 午前中の表現会では,各学部が趣向を凝らした出し物を披露し,児童生徒の学習の
成果を見ていただくことができました。
 午後のバザーでは,PTAの皆様によるうどんやパンの販売が好評でした。
何よりも,お出でいただいた皆様の激励の言葉が励みとなりました。
ありがとうございました。

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後期の授業が始まりました

 9月26日(月)後期始業式をしました。
 来週には高等部2,3年生の東京方面への修学旅行があります。                                     
 
 10月22日(土)は第7回文化祭の予定で,各学部とも準備に余念がありません
  

みんなが協力して思い出になる行事にしたいものです。

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アルミテントをいただきました

7月27日(水) 株式会社南和商会(大阪市西区)様が発行する阿波銀行「子ども応援債」により,アルミテント一張を寄贈いただきました。
 例年の運動会で使用するテントは,長年使用して傷みの出ているものもあり,準備や片付けにも多くの人手が必要でした。今回,軽量のアルミテントを寄贈いただき大変喜んでいます。ありがとうございました。

 

 

 

 

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明日から夏休み

梅雨が明け,真夏の日差しが照りつけるようになりました。
児童生徒は,明日から夏休みです。

今日は,学部や学級でこれまでの学校生活を振り返ったり,
夏休みの過ごし方を考えたりしました。

夏休み中には,担任が家庭訪問させていただき,お子様のことについて
話し合いの機会を持ちたいと考えています。
どうか、御協力いただけますようお願いします。

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第7回運動会

6月4日(土)第7回運動会を開催しました。
 天気予報は「曇りのち雨」ということで心配しながら開催しましたが
無事に全競技をグランドで実施することができました。
 これまでの練習の期間は蒸し暑い日が多かったものの,児童生徒は
一生懸命取り組んできました。今日は,その成果を多くの来場者の方々
にご覧いただき,どの子も満足感にあふれた表情でした。

 

 

 

 

 

 

 

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第37回博愛まつり

5月22日(日)第37回博愛まつりが開催されました。
社会福祉法人池田博愛会・自治組織箸蔵福祉村・池田支援学校の共催による博愛まつり
には,晴天の下 大勢の人が集いました。本校の児童生徒も,作品を展示したり,
バザーや熊本を応援する募金活動をするなどして積極的に参加しました。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

展示作品

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

博愛まつり会場

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今年度もよろしくお願いします。

平成28年度がスタートし,一ヶ月がたちました。
各学部の新入生も学校生活に慣れてきて,それぞれの個性を発揮しています。
今日のPTA総会では,新会長が決まり新たなPTA活動もスタートしました。
今年度も、保護者や地域の皆様のご協力を得て,特別支援教育を推進して参りますので
どうかよろしくお願いします。 

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平成27年度修了式 

3月24日(木)平成27年度修了式を行いました。
この一年間で、児童生徒はそれぞれに成長しました。
花壇に植えられた水仙の花のつぼみが大きく膨らんでいるように
児童生徒たちも次のステップへの期待に、胸を膨らませていることと思います。
保護者の皆様や地域・関係機関の方々には、今年一年、大変お世話になりました。
来年度もなおいっそうのご理解とご協力をよろしくお願いします。

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第6回卒業証書授与式挙行

平成28年3月11日(金)第6回卒業証書授与式を挙行しました。
たくさんのご来賓,保護者の皆様,在校生,教職員に祝福され,
小学部2名,中学部9名,高等部4名の児童生徒が巣立っていきました。
卒業生の皆さんのご多幸をお祈りします。

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受賞おめでとう

平成27年度徳島県藍青賞を受賞しました。
 受賞者  高等部1年 石井友美さん
 受賞理由 第15回全国障害者スポーツ大会和歌山国体
      陸上競技 50m走3位 立ち幅跳び2位

 

 

 

 

 

 

 

 

徳島冬のエコスタイル「新春書き初め」 教育長賞を受賞しました。
受賞者  小学部3年 山下優志さん

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受賞おめでとう

徳島県教育委員会による「元気なあわっ子憲章」にかかる「子供たちの
健康・生活習慣改善に関するポスター」に応募した本校小学部児童の作
品が次のような成果を収めました。
 最優秀賞 小学部3年 山下優志さん 
 入選   小学部2年 川原大翔さん
山下優志さんは、2月1日(月) 総合教育センターで行われた表彰式で教育
長さんから賞状をいただきました。

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新年 明けましておめでとうございます。

新年 明けましておめでとうございます
1月8日(金)から授業が始まり,児童生徒は元気に登校しました。
1月は授業参観やスキー実習,2月は小・中学部入学面接と高等部生徒募集選抜,
3月は卒業式があり,あっという間に年度末を迎えますが,児童生徒が充実した
学校生活を送れるよう努めていきたいと思います。

昨年末に出版された本に,本校小学部の取組事例が掲載されました。
全国特別支援学校知的障害教育校長会編 「知的障害特別支援学校の『家庭』指導」
(ジアース教育新社)の「生活単元学習『カレーパーティーをしよう』」です。
監修者の一人は,鳴門教育大学 井上ともこ教授です。
是非,ご覧ください。

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平成27年お世話になりました

平成27年も残すところあと4日となりました。

12月27日(日)には,第1回徳島県中学校総合文化祭記念式典において,
本校中学部2年 吉川 萌さんの作品が,徳島県教育委員会教育長賞
(特別支援学校部門)を受賞しました。吉川さん,おめでとうございます。

保護者,地域の皆様はじめ関係各位には,今年一年大変お世話になりました。
皆様のご協力により,充実した教育活動ができたことを感謝申し上げます。
来る年が皆様にとってよい年でありますよう祈念します。

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第6回文化祭を開催しました

10月24日(土) 第6回池田支援学校文化祭を開催しました。
 多数のご来賓、保護者や地域の方々においでいただき、開会行事が行われました。
 午前中の表現の部では、児童生徒が練習を重ねてきた成果を発表しました。
 午後のバザー・催しの部では、児童生徒の作品の即売や文化祭実行委員会主催の
ゲームコーナー、食品即売 保護者の方による食品バザー、福祉施設による食品販売、
保健所の保健相談などが行われました。

 

 

 

 

 

開会行事 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

保護者バザー

 

晴天に恵まれた秋の一日、文化祭が成功裏に終わったことに感謝申し上げます。

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中四知P連徳島大会を開催しました

10月9日(金),10日(土)の2日間,池田支援学校及び油屋美馬館を会場に
第26回中国・四国地区特別支援学校知的障害教育校PTA連合会研究協議会
徳島大会が開催されました。
中国,四国各県から200人を超える方々の参加があり,授業見学や近隣施設
の見学,講演会などが催されました。
遠路お出でいただいた皆様,ありがとうございました。
また,徳島県内知的障がい教育校のPTAの皆様には,大会スタッフとして
多大のご協力をいだいたことに厚く感謝申し上げます。

オープニングは国府支援学校生徒の和太鼓演奏  開会行事  
1日目の講演 障がい者の福祉,就労について 2日目の講演 参加者も一緒に阿波踊り体操

 

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後期が始まりました

中秋の名月を賞でる時期を迎え,後期の教育活動が始まりました。
 秋には,小学部,中学部の修学旅行,文化祭など児童生徒が楽しみにしている行事がたくさんあります。
みんな,いろいろなことに挑戦して新しい世界を切り開いてくれることと思います。
 
 
 また,教員も,障がい者スポーツ普及促進事業や特別支援学校教員の専門性向上のための
実践研究事業などに積極的に取り組み,指導力向上に努めています。
 こういった池田支援学校の姿を,「とくしま教育の日」公開授業や保護者参観日,文化祭など
の機会にご覧いただき,応援していただければ幸いです。

 

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いよいよ夏休みです

大型の台風11号通過のため,7月16日(木)は短縮授業,17日(金)は臨時休業となりましたが,
児童生徒は,日程の変更にも慌てることなく無事に夏休みを迎えることができました。
 この4ヶ月間,学校行事や学部行事などに保護者の方や地域の方々のご協力をいただき,
本当にありがとうございました。
 学校ホームページでもご覧いただけるように,児童生徒は,それぞれに活動を楽しみ,
大きく成長してくれました。     
  夏休みは,公開研修会や体験入学会を計画して,地域の特別支援教育のセンター的
役割を果たす所存です。どうか,ご活用ください。


                          

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第36回 博愛まつりが開催されました

平成27年5月24日(日)   第36回博愛まつりが開催されました。

博愛まつりは,社会福祉法人池田博愛会,地域の自治組織である箸蔵福祉村,池田支援学校の3者が主催者となり,地域とともに歩む会の協賛を得て実施する福祉のお祭りです。
 池田支援学校では,児童生徒の作品展示やバザーの開催などの形で参加するとともに,児童生徒の家族の方にもたくさんのご参加をいただき盛大な行事となりました。

本校児童生徒の作品です。

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年頭のご挨拶

あけまして おめでとうございます。
 旧年中は保護者の皆様,地域の皆様,各関係機関の皆様に大変お世話になり, ありがとうございました。
 昨年3月11日(金),三陸沖にてマグニチュード9.0という超巨大地震が発生し,それに伴う大津波により,東北地方を中心に東日本の太平洋沿岸全域が甚大な被害に見舞われました。今回の震災の教訓を生かし,児童生徒の命を守る学校としての責任の重さを痛感し,防災について大きな見直しをしているところです。徳島県においても,今後30年以内に60%の確率で南海地震が発生するといわれ,さらに,東海・東南海・南海の3連動地震の発生も危惧されています。地域とともに,地域の皆様のご協力を得ながら,「子どもの命を守る」という観点を第一において取り組んでまいりたいと思っています。
 そして,新年を迎え,改めて「個に応じた指導」を原点に,教職員一同は一人一人の児童生徒の成長を願って日々の教育を実践して参ります。
池田支援学校は,児童生徒の「働く力」「暮らす力」「楽しむ力」の育成を小学部・中学部・高等部が連携を図って取り組んでいます。障害のある児童生徒の「自立と社会参加」を目指し,学校における職業教育や就労支援等に加えて企業や施設のご協力をいただいて体験させていただく事は,貴重な経験となり児童生徒一人一人の卒業後の自己実現に大きな役割を持っています。
 児童生徒の「命を守る」事を第一に考え,個々の児童生徒の障害特性を理解し,一人 一人のニーズに応じた教育の推進に努めてまいりたいと思います。
 保護者の皆様,地域の皆様,各関係機関の皆様どうぞよろしくお願いします。

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後期が始まりました

朝夕めっきり涼しくなりました。本年度は大きな台風の影響により
学校が臨時休校となることが度重なっています。
台風15号が冷気をもたらし,急激な温度変化になっています。
そんな気候の変化とともに,本日から平成23年度後期が始まりました。
秋は実りの時です。児童生徒の無限の可能性が花開くことを
期待しています。
訪問教育の生徒さんのご自宅に伺って,始業式を行いました。
大きな目でしっかり周りの状況を感じているようでした。
本校職員のピアノの生演奏で校歌を歌いました。
教頭先生,主事先生,担任の先生,音楽の先生,保護者の方の参加のもと
ほのぼのとした式でした。
田の稲穂が頭を垂れ,秋草が咲き,果実が熟そうとしています。
池田支援学校児童生徒の後期の成長を見守りたいと思います。
 今後とも保護者の皆様や地域の方々の御協力をよろしくお願いします。

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電話復旧

電話が復旧しました。
ご迷惑をおかけしました。
やはり落雷の影響によるものでした。
昨夕から,三好郡・市内及び美馬郡・市内で電話の不通箇所がたくさんあったようです。
情報機能が寸断されることの影響の大きさを痛感しました。
本校へ電話をして下さった方は心配されたことと思います。
保護者の皆様にご心配をおかけしました。
電話不通時の対応について検討をしていきます。
ご迷惑をおかけしました。

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落雷の影響

昨日(6月22日)の午後3時過ぎに三好地方は豪雨と落雷に見舞われました。
その影響で,本校の電話回線が不通になっています。
電話が通じなくてご迷惑をおかけしています。
業者に依頼して,復旧に努力をしているところです。
FAXは利用できます。
ご不便をおかけしますが,よろしくお願いします。

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平成23年度校長挨拶

徳島県立池田支援学校の校訓は,『ひかり 輝く』です。
一人ひとりの児童生徒が主役である学校。
一人ひとりが輝く学校。
学校生活の様々な場面で,一人ひとりがそれぞれに違う良さや,
個性を発揮して,みんなが『ひかり 輝く』人間に成長して欲しいという願いが
込められています。
平成23年度は小学部15名,中学部19名(内訪問学級生1名),高等部38名,
計72名でスタートします。開校から二年目を迎える若々しい学校です。
児童生徒一人ひとりの能力や特性に応じたきめ細かい教育を推進し,その可能性を
最大限に伸ばし,自ら生きる力を養い,積極的に社会参加し,主体的・創造的生活を
営むことができる人間の育成を目指して,教職員一同心を一つにして取り組んで
まいりたいと思っております。
本年度も児童生徒が主役となって,ひかり輝く存在として学ぶ学校づくりに努めて
まいりますので,皆様の御支援と御協力をよろしくお願いします。  

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年度末を迎えて

梅や蝋梅の花が,今を盛りと咲いています。
 今年の冬は雪が多く,土曜日・日曜日に積雪に見舞われました。
 月曜日に水道管の凍結の心配をしたこともありました。
 国道の気温表示が,-4℃とか-3℃を示していることもありました。
 ここは暖かい四国のはずですが,山間部は冬場の気温が下がります。
 長年この地で生活しておりますが,今年の寒さは一段と厳しかったように思います。
 それゆえに,春が待ち遠しく,優しい日差しに照らされるとほっとします。
 3月は,本年度の反省を踏まえて来年度の準備をする時期です。
 あっという間の一年間であったと,感じています。
 保護者の皆様のご協力や,地域の皆様のご支援をいただきありがとうございました。
 「児童生徒が主役となって活動する学校づくり」をめざして参りましたが,まだまだ道は遠く,課題が山積しております。一人ひとりの教育的ニーズに応じた支援のためには,教員一人ひとりの子どもに対する思いと冷静な実態把握,そして専門性を高めるための努力が必要です。
 また,個々の努力だけでなく,学校の組織力を高めることが大切だと考えております。そのために本年度の反省のもと,課題解決のために来年度の目標を設定し,教職員が一丸となって目標達成のために努力していくような体制づくりに力を尽くしたいと思っています。
 池田支援学校の職員は,前向きで,共に子どもを育てていこうという意欲があると思っています。年度末を迎えて学校活動の点検を踏まえて,地域から信頼される学校として,校歌にも歌われているように「伸びゆく 池田支援学校」となるべく努力していきたいと思っています。 
 今後とも皆様のお力添えをよろしくお願いいたします。 

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新しい年を迎えて

新しい年を迎えて,新たな気持ちで教育活動に取り組んで参りたいと思います。
 昨年は,保護者の皆様や地域の方々,関係各位のご理解とご協力を賜り,
充実した日々を送ることができましたことを深く感謝いたします。
 小学部では,基本的な生活習慣を身につけるとともに,自主性や集団活動の
参加をめざし,楽しく学習しています。中学部では体験を深めて生活力の向上を
めざして学習しています。高等部では,将来の社会生活を送る上で必要な力を
つけ,実際に現場で体験する学習をしています。
 かけがえのない子どもたちが,地域の中で力強く生きていく力を身につけられる
よう支援していきたいと思っておりますので,本年も皆様方のご協力をよろしくお願いします。
 本年も子どもたち一人ひとりにとって「ひかり 輝く」年になることを期待しております。
 どんな一年になるか楽しみです。一年の歩みは大きく,大きく成長した子どもたちを
想像するとわくわくします。
 1月11日から授業が始まります。
 元気な声が校舎に響き渡ることでしょう。
 早く会いたいと待っています。

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「ひかり輝く」池田支援学校第一回文化祭

池田支援学校第一回文化祭が,10月30日(土)開催されました。

テーマは「新しい一歩」です。
本年の池田支援学校と美馬分校にぴったりのテーマでした。
午前中は体育館で,池田支援学校小学部・中学部・高等部・美馬分校高等部による表現の部が開催されました。
児童生徒全員,一人ひとりが自分の個性を表現し,とても素晴らしく,目頭が熱くなってきました。
きらきらした目をして,強いメッセージを伝えてくれたと思います。
午後は「池支から愛を叫ぶ」と題して,名司会のもと若さあふれるステージを繰り広げてくれました。歌を歌う仲間に手拍子を送り,バックで盛り上げ,会場が一つになってとても楽しいひとときでした。
そしてステージでは村上様による,マジックショーが行われました。
子どもたちは,不思議そうに舞台を見つめていました。
高等部棟では,各学部のバザー,保護者バザー,歯の相談等色々な催し物が行われました。
準備から当日の運営までご協力をいただいた保護者の皆様をはじめ大勢の関係の方々に感謝申し上げます。
早朝よりお越しいただいたご来賓の皆様や地域の皆様の盛大な応援,ボランティアとしてご参加いただいた近隣の高校生の皆様,本当にありがとうございました。
大勢の方々のご支援をいただきながら,池田支援学校は日々歩みを進めています。
一人一人の一歩は小さくても,一年間を通せば大きくなり,池田支援学校77名と美馬分校4名の児童生徒の一歩は力強く,大きな一歩になると確信しております。
我々教職員一同,子どもたちの幸せのために日々全力を尽くして参ります。
今後とも,ご支援とご協力をお願いします。
子どもたちの笑顔がはじけ,「ひかり輝く」文化祭でした。
学校の主役は,子どもです。
私たちも,子どもとともに成長していきたいと思っています。
池田支援学校の「新しい一歩」は,力強く歴史を刻んでいきます。

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夏休みもまもなく終わりです

暑い暑い夏休みでしたが,9月1日から授業が始まります。
学校に元気な声が響くことが,待ち遠しいです。
みんな,暑い夏休みを楽しみましたか。
1日は元気に登校して下さい。待っています。
そして,夏休みの思い出を聞かせて下さい。
暑さはまだまだ続くようですが,朝夕は秋の訪れを感じます。
ひんやりした風や,赤とんぼの飛来,夜の虫の合唱・・・。
秋はそこまで来ています。
友達と一緒に学習を進めていきましょう。

地元の学校の先生方,地域の関係機関の方々,保護者の皆様
本校が開催した夏季公開研修会に大勢お越しいただきまして
ありがとうございました。
皆様の特別支援教育に対する熱意を感じています。
地元の特別支援学校として,これからも皆様のご支援をいただきながら
教育の充実に努めて参りますのでよろしくお願いします。

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夏休みが始まります

池田支援学校となって初めての夏休みが7月21日から始まります。
4月の開校式から,始業式や入学式があって,みんなで一緒にスタートしました。
児童生徒の皆さん全員がよく頑張りました。
「博愛まつり」や「運動会」を美馬分校の友達と一緒に行いました。
高等部は就業体験や校内実習がありました。
また,三好高校で茶摘み体験をさせていただき,三好高校の生徒さんが色とりどりの花や
花栽培にふさわしい土を持ってきて,植栽活動の指導をして下さいました。
その花がとてもきれいに咲いています。
中学部は講師の先生をお招きして腹話術の公演をしていただきました。
楽しかったですね。
中学部の皆さんも花作りに挑戦し,すぐ横の施設の道沿いに夏の花“ホウセンカ”が
強い日差しに向かって咲いています。
校長室の外側には朝顔のカーテンを,事務室の外側にはゴーヤのカーテンを育ててくれています。学校版環境ISOの認定も受け,エコ対策に最適です。
校長室から花が見えて,日差しを遮ってくれています。
校長室にはエアコンがないのですが,朝顔が涼を運んでくれています。
中学部の皆さん,いつも水やりやお世話をしてくれてありがとうございます。
小学部は箸蔵小学校との交流学習がありました。学年間交流や交歓学習をしました。
雨の中を箸蔵小学校へ行ったり,箸蔵小学校の友達が本校に来てくれたりと,
楽しい交流の時間を持てました。
学校のプールは簡易プールで小さいのですが,元気のよい声が校舎に響いていましたね。
雨の日が多かったので十分楽しめませんでしたが,日に焼けてたくましく感じました。
友達と一緒に楽しい思い出もたくさん出来たことと思います。
皆さんが,元気に一生懸命いろいろな学習をしたことを,心から喜んでいます。
皆さんの頑張りを支えて下さった保護者の皆様や地域の皆様に感謝しています。
夏休みも健康に気をつけて元気に過ごしてほしいと思います。

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池田支援学校第一回運動会

すがすがしい青空の下第一回運動会が,行われました。
 小学部・中学部・高等部・美馬分校高等部の児童生徒が,練習の成果を発揮し,精一杯頑張りました。みんなが,自分の最高の力を発揮しながらダンスや競技に取り組みました。
 笑顔が素敵な,輝いて見えた子どもたちでした。
 今日の主役のみんなに,「ありがとう」の言葉を贈ります。
 保護者の皆様,地域の皆様,最後まで応援をありがとうございました。

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もうすぐ第一回運動会です

 6月5日(土)は池田支援学校第一回運動会です。
 池田支援学校本校の児童生徒と美馬分校の生徒が一緒に競技や応援をします。
 箸蔵近隣公園に歓声が響き渡ることでしょう。子どもたちは,毎日運動会の練習をし,当日精一杯の演技を見ていただこうと張り切っています。
 私もわくわくしています。
 新しい校旗を先頭に全児童生徒が行進する様子を思い浮かべただけで,胸が熱くなります。
 保護者の皆様や地域の方々の応援をよろしくお願いします。

 

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本校化セレモニー

来年度から池田分校が美馬分校をもつ「池田支援学校」として本校になることを記念して、去る1月29日(金)にPTAが中心となって、「本校化セレモニー」を開催しました。お隣の池田学園に学園教室ができてから30年を経過しましたし、分校になってからも21年が経ちました。分校としての規模は全国第二位でした。はやく本校にしたいとの願いがやっと叶って、来年度から本校になります。校長が常駐し、校訓、校章、校歌が変わること以外、大きな変化はありませんが、やはり、新しい伝統が築かれていくものと思います。
 さて、このセレモニーに際して、PTAの役員の皆様の多大なご協力がありました。子どもたちに、バイキングでおいしい食事を提供しようと計画してくださいました。なんと12品目もの料理を作ってくださいました。この温かい心に感激しました。子どもたちは、何回もお代わりをして料理を堪能してくれました。保護者の皆様に心からお礼を申し上げます。
 いままで支えてくださった池田博愛会の中村理事長はじめ各施設長の皆様や学校評議員、箸蔵福祉村村長にもご出席いただいて、在校生を中心とした思い出ビデオをともに見ていただきました。

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工程を人に合わせる会社

保護者の方から、「障害のある子どもを持つ親として、慰められ力づけられるとても素敵な会社があります。」と紹介された川崎市にあるダイレクトチョークで有名な「日本理化学工業株式会社」についてホームページや本を通して調べてみました。この会社の障害者雇用率は社員の7割を超えているのです。1.8%の法定雇用率を達成している事業所は5割にも満たない現状では、驚くべきことです。それも肢体不自由や聴覚障害ではなく知的障害者がほとんどなのです。さらに、毎年採用を継続しながら優良経営を続けているのです。
 ここの障害者雇用は、50年前に現場実習にきた知的障害のある生徒2名を、現場実習で一緒に働いた社員が「私たちみんなでカバーします。」と社長にお願いして雇用したことに始まります。最初は苦労の連続だったそうです。会社の工程に慣れてもらうことに力を注いだのですがうまくいかず、社長が先頭に立って一人一人の障害や状態に合わせて機械を変え、道具を変え、部品を変えていったそうです。チョークの色とラインに流す材料や容器もその色に合わせる、数字が読めない人には必要量と同じおもりをつくる、時計が読めない人には砂時計を利用するなど、一人一人とつきあいながら、何ができて、何ができないかということを少しずつ理解していき、人に合わせて工程を組み立てていくことにしたのです。そうすると、一人一人の能力が最大限に発揮できるようになり、健常者に劣らない仕事ができるようになったそうです。
 特別支援教育を推進していく上にことさら強調する内容ではありませんが、「一人一人のニーズに応じた教育」というのも、この日本理化学工業を行われている取り組みと同じだと思います。工程に人を合わせるのではなく、「人に工程を合わせる」視点こそが大切だと思わされます。

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可能性を信じること

先に紹介した福井達雨さんの本の中から、強く心を揺さぶられた事例を続いて紹介します。「僕アホやない人間だ」という本の中に書かれてあった内容ですが、障害児教育に携わる者として、ここに示された「可能性を信じる精神」を忘れないようにしたいと思いました。
 父親の海外出張のため、便器で排泄をしたことのない重度の知的障害のある近子さんを施設に預かって4ヶ月。保母たちの経験に裏づけされた方策をしたにもかかわらず、朝の4時ころになると布団の中にウンコをしてしまい、失敗につぐ失敗でもうだめだと福井園長に訴えにきました。「十分やった。もういいよ。」と園長から言ってほしかったのだと思います。
 しかし、園長は、本当にだめかを確認し、ここで支援を放棄することは大切な精神を失うことになりはしまいかと危惧して認めませんでした。「教育というものは、どんな時でも可能性を信ずることや。もう駄目やと思って教育を捨ててしまったら、この子ども達には人間回復なんて生まれない。何もできない子どもであるからこそ、可能性を信じてやるのだ」と。
 その結果、職員は奮起して、もう一度近子のおしりとニラメッコをすることになりました。その後6ケ月経ったある早朝、園長のところに職員が飛んできて、「先生大変です。大変です。近子さんがトイレでウンコした!」と泣きながら報告したのでした。

 実に入所してから10ヶ月経ってやっとトイレで排便ができたのです。その場に立ち会った職員は、こう言っています。
 「わたし、近子ちゃんのオシリをただ祈る思いでにらみつけていたんや。ちょうど30分ほどした時、近子ちゃんのオシリから香ばしいウンコがポツンと出てきた時、ただ感激でいっぱいやった。これほどウンコが美しいものだとは今まで思ったことがなかったし、ウンコのにおいが香ばしいものだと思ったことがなかったわ。宝物を神様から授かったような気持ちやった。自分の仕事が本当に素晴らしいとつくづく思ったわ。」
 私たち教員が簡単にあきらめていないか、また努力も中途半端ではないかと反省させられます。「可能性を信じる心」をしっかりもって、子どもたちとしっかりと向き合いたいと思います

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目に見えないものを大切にする心

座敷牢に知的障害者を閉じこめていた時代に知的障害者のための施設「止揚学園」を創設して、現在も学園の代表者として活躍されている福井達雨さんの著書を読んで、工業高校の教師から障害児教育に携わる教師になりたいと思うようになりました。もう、20年も前のことです。その本は私が買ったのではなく、妻が買って持っていた本で、「りんごってウサギや」(現在絶版となり「子供に生かされ子供を生きる」(柏樹社、1978)改訂増補版となる)や「僕アホやない人間だ」(柏樹社、1969)を読んで衝撃を受けました。
 
 止揚学園の創設期は、台所の設備が充分でなく、野菜切りの機械などは揃っておらず、職員が、1時間も2時間もかかって、ダイコンをおろしたり、野菜を切ったりしていました。できあがったものは、大きかったり小さかったり、形が不揃いです。だんだん施設の働きが地域で認知されて寄付金がよせられるようになり、「自動野菜切り機」を購入できました。機械がそなわり、見る間に、野菜が切れるようになり、できあがったものは、以前に比べるべくもなく、形が整い、見栄えのよいものでした。

 しかし、不思議なことが起き始めたのです。それは、機械切りの食物がでるようになってから、子どもたちの心が不安定になり、落ち着きがなくなってきたのです。初めのうちは、原因がわからなかったそうですが、調査をした結果、創設期の食事は、形が不揃いで、見た目にはきたなかったのですが、保母が一つ一つ手で切ったので、その中に、愛情が深く含まれていたのでないかと気づくようになったそうです。機械切りになってからは、生命のないものによって切られ、たとえ形は美しくとも、保母の愛が、その中になくなってしまい、この愛のない食事をした子ども達は、心理的に欲求不満をおこし、落ち着きがなくなってきたのだというのです。その証拠に、機械切りをやめて、すべて職員達の手切りにもどしてからは、再び子どもたちの心がおちついてきたのです。

 嘘のような話ですが、私は真実ではないかと思えるのです。障害のある子どもたちと接していると、口では説明できないことが多いのですが、目に見えないものを鋭く感覚的に捉えている現実に驚くことがあります。
 
 止揚学園では、見えるものより、見えないものの価値を大きくとらえております。阿南養護学校で勤務しているとき、PTAの研修として、この止揚学園を見学することになり、私も喜んで参加しました。風呂もボイラーでたくのでなく、木を燃やしていました。洗濯物も乾燥機は使わず、すべて天日干しなのです。食器も割れにくいポリプロピレンの器ではなく、すべて手作りの陶磁器を使っています。どちらにしようと同じ事ではないかと思う私ですが、止揚学園の方は「違いますよ」と静かにお話ししてくれました。この学園の隅々まで、「目に見えないものを大切にする精神」が息づいていることを肌で感じてきました。私も少しでもこの精神にあやかりたいと願う昨今です。
 
  「僕アホやない人間だ」、福井達雨、柏樹社、1969
  「子供に生かされ子供を生きる」、福井達雨、柏樹社、1978

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学校評議員会について

昨日、学校評議員会を開催しました。評議員の箸蔵福祉村事務局長の佐々木さんと10数年前に池田町へユーターンして様々地域活性化の取り組みを積極的に行っておられ、博愛塾の塾長もしておられる久保さんのお二人から、様々なご意見をいただきました。
 本校は、かねてから箸蔵福祉村の箸蔵小学校や社会福祉法人博愛会との交流をつづけてまいりましたし、本校児童生徒の作品展などを行ってきました。しかし、ここ「博愛の里」から三好市、東みよし町に幅広く、本校の存在を印象付ける活動は行ってきませんでした。そこで、来年度、国府養護学校「池田分校」から「池田支援学校」として本校化するこのとき、地域との連携をいかに深めていくか、についてのご意見を求めました。
 評議員の方からは、「運動会や文化祭などの学校行事に地域の方に参加してもらうだけでは、地域とのつながりの強化は期待できない。学校が中心となって、地域の人たちを巻き込んで、何かをつくりあげる事業を立ち上げることが必要ではないか。」と言われました。学校の利益だけを追求するのではなく、巻き込む人たちにとっても利益になる、さらに地域全体に影響を及ぼすような事業の展開こそが地域とのつながりを深めることだ、と現在行っておられるプロジェクトの例をあげて、お話してくださいました。
 それを聞き、2,3年の腰掛の校長では実現できないな、と思わされましたが、実に示唆に富む提言でした。まさに、地域との「連携」ではなく、地域との「融合、または連帯」の視点で、私たちに何ができるか考えていかねばならないことを強く意識しました。  (校長)

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