学校長の一言

校長日誌

年頭のご挨拶

あけまして おめでとうございます。
 旧年中は保護者の皆様,地域の皆様,各関係機関の皆様に大変お世話になり, ありがとうございました。
 昨年3月11日(金),三陸沖にてマグニチュード9.0という超巨大地震が発生し,それに伴う大津波により,東北地方を中心に東日本の太平洋沿岸全域が甚大な被害に見舞われました。今回の震災の教訓を生かし,児童生徒の命を守る学校としての責任の重さを痛感し,防災について大きな見直しをしているところです。徳島県においても,今後30年以内に60%の確率で南海地震が発生するといわれ,さらに,東海・東南海・南海の3連動地震の発生も危惧されています。地域とともに,地域の皆様のご協力を得ながら,「子どもの命を守る」という観点を第一において取り組んでまいりたいと思っています。
 そして,新年を迎え,改めて「個に応じた指導」を原点に,教職員一同は一人一人の児童生徒の成長を願って日々の教育を実践して参ります。
池田支援学校は,児童生徒の「働く力」「暮らす力」「楽しむ力」の育成を小学部・中学部・高等部が連携を図って取り組んでいます。障害のある児童生徒の「自立と社会参加」を目指し,学校における職業教育や就労支援等に加えて企業や施設のご協力をいただいて体験させていただく事は,貴重な経験となり児童生徒一人一人の卒業後の自己実現に大きな役割を持っています。
 児童生徒の「命を守る」事を第一に考え,個々の児童生徒の障害特性を理解し,一人 一人のニーズに応じた教育の推進に努めてまいりたいと思います。
 保護者の皆様,地域の皆様,各関係機関の皆様どうぞよろしくお願いします。

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