平成23年度子どもたちの個性と健康を育む地域連携支援事業
平成23年度池田支援学校進路研修会の開催について
本校では本年度,県西部地域における特別支援教育のセンター的役割を果たすべく,徳島県教育委員会の平成23年度子どもたちの個性と健康を育む地域連携支援事業の助成を受け,各種取組を進めております。
今回はこの事業の一環として,県西部地域の福祉施設の御協力をいただき,本校PTAと合同で「高等部卒業後の進路~新体系の福祉サービス~」と題し,進路に関する研修会を企画いたしました。
1 日 時 | 平成24年1月27日(金) 13:00~15:00 |
2 場 所 | 徳島県立池田支援学校 3F・プレイルーム |
3 日 程 | 12:50~ 受付 13:00~ 開会 高等部卒業後の進路~新体系の福祉サービス~」 各施設からの説明・PR(1施設10~15分) 15:00 閉会 |
4 対象者 |
県西部地域の小・中学校,高等学校の関係者(保護者・教員) ※本校PTAとの合同開催であり,本校の保護者・教職員 |
★申し込みはWebからできます。★研修会申し込み★からです。
- 1月27日案内リーフレット.pdf(PDFファイル・468バイト)
- 1月27日研修会申込書.xlsx(ダウンロードしてお使いください)
- 1月27日研修会申込書.pdf(ダウンロードして印刷してください)
第2回国府支援学校とのバスケットボール交流試合
2月14日に池田支援学校では,「子どもたちの個性と健康を育む地域連携支援事業」の一環として国府支援学校のバスケットボールチームと交流試合を,美馬市脇町のうだつアリーナで行いました。
【試合結果】
Aチーム 池田支援49-国府支援23
Bチーム 池田支援28-国府支援30
という結果になりました。
子どもたちはそれぞれのチームで一生懸命に戦いました。
試合終了後に,記念撮影を行いました。
東京都立羽村特別支援学校の視察
本校では「子どもたちの個性と健康を育む地域連携支援事業」の一環として,高等部の作業学習の充実に向けて,先進地の視察の取り組みを進めています。
高等部の中瀬教諭が2月7・8の2日間,羽村特別支援学校の研究大会に合わせて,高等部の作業学習やビル・クリーニング検定の様子などを視察しました。
今後,次年度以降導入が検討されている徳島県教育委員会の検定制度の動向を見ながら,今回の視察内容を活かし,作業学習の指導の充実に取り組んでいきたいと思います。
写真は検定の様子です。
徳島県西部の福祉施設について
1月27日金曜日,池田支援学校では,本校PTAと協力し,「高等部卒業後の進路~新体系の福祉サービス~」と題した研修会を実施しました。
そこで「平成23年度子どもたちの個性と健康を育む地域連携支援事業」の一環として,地域の小中,高等学校,本校美馬分校の教職員や保護者などの関係者,関係機関の方へ案内を差し上げたところ,保護者29名,関係者28名の参加がありました。
研修会では,①かしがおか ②ルキーナ・うだつ ③小星園 ④ワークサポートやまなみ ⑤博愛ヴィレッジ ⑥工房ヴィレッジ ⑦箸蔵山荘 ⑧セルプ箸蔵 の各施設の担当者の方が熱心に施設のPRや現状,利用状況や実際の内容など15分ずつにコンパクトにまとめてお話くださいました。どの施設の方もスライドやパンフレット,写真などをご用意くださってプレゼンテーションしていただいたので,初めての方にもわかりやすかったと思います。
実際,参加された方からも好評でした。各施設の皆様ありがとうございました。
本校保護者の方も多数ご参加いただきありがとうございました。
校内ではおりしも高等部1年生の進路相談が1月31日から始まろうとしており,絶好のタイミングでした。
写真はその研修会の様子です。
地域の小中学校の特別支援学級にお子様が在籍されている方やその支援にあたっている教員,特別支援教育コーディネーターの参加もありました。今回進路についての情報が少なく,どうすればよいのかという疑問や不安を持たれている方が情報を得ていく機会を設定できたと思いますが,まだまだ初めの一歩を踏み出したところです。
進路情報の提供も本校の地域における特別支援教育のセンター的機能の一部であると捉え,今後も本校進路指導課への問い合わせや特別支援教育巡回相談,関係相談機関等をご利用いただき,お子様ひとりひとりのニーズに応じた進路選択をサポートできればと考えています。
国府支援学校とのバスケットボール交流試合
池田支援学校高等部では,放課後活動としてバスケットボールを行っています。
本事業の一環として,国府支援学校高等部のバスケットボールチームと12月20日に美馬市のうだつアリーナで交流試合を行いました。
写真はその試合の様子です。
試合結果は,Aチームが 池田32-国府26で池田支援チームの勝利でした。Bチームも池田20-国府12で池田支援チームの勝利でした。放課後,熱心に練習に取り組んできた成果が結果につながりました。後日の報告会で,とてもうれしそうで誇らしげにしていたのが印象的でした。
アセスメント器具の活用
池田支援学校では,本事業の助成を受けて,地域からの要望の多い各種検査器具やアセスメント用具を購入しました。
【WISC-Ⅳ,PEP-3,新版SM,PVT-R,JMAP,(K・ABCⅡ予定)など・・・】
これらは池田支援学校の児童生徒のアセスメント(実態把握)や,県西部地域の特別支援教育巡回相談などに活用しています。
アセスメントが使えるようになるための講習会(夏に実施済み)や地域への普及活動などを企画・計画しています(平成24年度夏季にも行う予定です)。
写真は,本事業で購入したPEP-3を用いて実際に小学部の小倉教諭が児童にアセスメントを実施している様子です。
公開授業・防災講演会の開催
池田支援学校では,本事業の一環として12月12日に公開授業と防災に関する講演会を行いました。
小・中・高等部の各学級において,地域の方々に対して5・6校時に公開授業を行いました。その中でも高等部では「大地震から生き残るために」という防災に関する授業を行いました。3.11以降防災意識は高まるものの,実際徳島県西部では地震によってどのような災害が起きるのか,非常食にはどのようなものを用意したらよいかなどを具体的に学習しました。
続いて,徳島県教育委員会特別支援教育課の綿貫史朗副課長さんに「東日本大震災から学ぶ~現地からの報告~」と題した講演をしていただきました。綿貫副課長さんは教育委員会の被災地派遣の第1陣で活躍された方です。現地のすさまじい状況をつぶさにお話しくださり,そこから得られた思いや経験を熱くお話しくださいました。いま特別支援学校がどんな役割を期待されているか,我々は何をしなければならないかなど,“奉仕者(パブリックサーバント)”としてどう考え行動すべきかということについて改めて考えさせられる講演でした。
購入教材活用事例①
池田支援学校では,地域連携支援事業でタイムタイマーを購入しました。
さまざまな用途があるタイムタイマーですが,本校の高等部生徒の清掃に使用しています。
上の写真のように,ほうきで掃く時間,ぞうきんで拭く時間など,
清掃にかける時間を色分けして提示しています。
「どの作業に後どれくらいかけられるか」ということが視覚的にとらえやすく
清掃の段取り(プラン)を立てるのに役立っています。
校内研修会(情報教育機器)
池田支援学校では,本事業で子どもたちの視覚支援を充実させることをねらいの一つにしています。本事業の予算で視覚支援や最新の情報支援機器を使った授業のノウハウを蓄積して,やがては地域へと還元させることを目指して,校内で取り組みを進めている途中です。
8月25日に,みえるモンの扱い方の研修を行いました。
そのほか,ipad2とipod touch,ニンテンドーDSを導入しました。
このうち高等部の作業学習では,作業手順や細かな部分の説明に,手元を移せるということで「みえるモン」を活用しています。
夏期研修会の様子③
池田支援学校では,8月31日に本校プレイルームに,徳寿会鴨島病院作業療法士の真鍋先生と言語聴覚士の福島先生をお迎えして,地域の教職員や保護者,保育士,関係機関の方を対象に講演会を開催しました。
テーマは「通常学級における支援~読み書き障害,感覚統合障害の視点から~」でした。巡回相談でもニーズが高い分野で,発達障害の特に通常学級に在籍する子どもたちへの支援を念頭に置いたお話でした。お二人がそれぞれの専門分野から約3時間にわたって,わかりやすくお話をいただきました。夏休み最後の日でしたが,地域から約90名を超える方が参加いただきました。
即,使える内容もたくさんあり,充実した講演会でした。
県立学校に送付されたチラシ等の取扱いについて
送付されたチラシ等は、児童・生徒への一律配布は行わずに、周知の方法を工夫(持ち帰り自由として設置するなど)いたします。
作品募集等の取りまとめは原則実施しませんので、要項等に個人応募の方法を明記ください(希望する児童・生徒が個人で作品等を応募します)。
令和5年度、校則の見直しを行ってまいりました。
校内での審議の後、PTAの役員、学校運営協議会の委員、及び児童生徒から意見をいただきました。
本校における校則は、「服装規定」が該当します。校則の見直しとその過程については、添付ファイルをご覧ください。