2011年11月の記事一覧

購入教材活用事例①

池田支援学校では,地域連携支援事業でタイムタイマーを購入しました。
さまざまな用途があるタイムタイマーですが,本校の高等部生徒の清掃に使用しています。

上の写真のように,ほうきで掃く時間,ぞうきんで拭く時間など,
清掃にかける時間を色分けして提示しています。

「どの作業に後どれくらいかけられるか」ということが視覚的にとらえやすく
清掃の段取り(プラン)を立てるのに役立っています。

校内研修会(情報教育機器)

池田支援学校では,本事業で子どもたちの視覚支援を充実させることをねらいの一つにしています。本事業の予算で視覚支援や最新の情報支援機器を使った授業のノウハウを蓄積して,やがては地域へと還元させることを目指して,校内で取り組みを進めている途中です。
8月25日に,みえるモンの扱い方の研修を行いました。

そのほか,ipad2とipod touch,ニンテンドーDSを導入しました。

このうち高等部の作業学習では,作業手順や細かな部分の説明に,手元を移せるということで「みえるモン」を活用しています。

夏期研修会の様子③

池田支援学校では,8月31日に本校プレイルームに,徳寿会鴨島病院作業療法士の真鍋先生と言語聴覚士の福島先生をお迎えして,地域の教職員や保護者,保育士,関係機関の方を対象に講演会を開催しました。
テーマは「通常学級における支援~読み書き障害,感覚統合障害の視点から~」でした。巡回相談でもニーズが高い分野で,発達障害の特に通常学級に在籍する子どもたちへの支援を念頭に置いたお話でした。お二人がそれぞれの専門分野から約3時間にわたって,わかりやすくお話をいただきました。夏休み最後の日でしたが,地域から約90名を超える方が参加いただきました。
即,使える内容もたくさんあり,充実した講演会でした。

夏期研修会の様子②

8月10日,本校の吉田恵美教諭が講師になり,地域の教職員の方や保護者,児童相談所などの関係機関の方に参加いただき,「アセスメントと指導の工夫」と題した研修会を行いました。内容は主として支援学級を利用している子どもたちのアセスメントの方法と,その結果を生かした指導の工夫についてということでした。
吉田教諭の豊富な知見と経験から得られた内容が随所に盛り込まれており,アセスメントの重要性と根拠に基づく指導の必要性を語られていたのが印象的でした。参加者の方も真剣な表情で研修を受けられていました。
研修会の途中で,本校が子どもたちの個性と健康を育む地域連携支援事業で購入した検査器具などの紹介&貸し出し案内を行いました。

夏期研修会の様子①

池田支援学校では,8月8日に池田総合体育館で愛媛大学の吉松准教授をお迎えして,地域の教職員や保護者,関係機関の方にむけた講演会を開催しました。

テーマは「注意が学習・行動・集団での生活に与える影響とその具体的な支援について」でした。発達障害の子どもたち,中でも注意に問題がある子どもたちへ実際の指導をどうしていくかという視点で約2時間,お話をいただきました。
三好郡市小・中合同特別支援教育夏季研修会と合同開催だったこともあり,会場には約120名の方が集まり,吉松先生の講義に熱心に聞き入っておいででした。]