令和3年度 第1回学校運営協議会の記録
6月1日(火)に開催しました。
新型コロナウィルス感染症の影響を考慮して,本校委員,分校委員の皆様には,それぞれの学校にお越しいただき,テレビ会議システムを通じて,協議を行っていただきました。
委員の皆様からの感想・御提言は次の通りです。
〇 老人福祉施設施設長
・本校・分校ともにいろいろな取組をされていて素晴らしい。
・グランドデザインから具体的な取組につなげられており,組織としてのイメージができる。
・高齢者施設であるため,現在のコロナ禍の中では交流しづらいが,異年齢との交流ができるのは大変うれしい。特に,美馬分校との交流は続けてきているが,高齢者施設としては,利用者が生徒の来訪を大変喜ぶため,今後とも様々なやりとりや関わりを進めていきたい。
〇 道の駅 駅長
・それぞれ分かりやすい説明であったが,やや盛り沢山の印象も受けた。
・高等部段階で地域の一員として活躍することは大切であり,地域のことを分かる体制を作ることが大切だと考える。地域のことが分からないことで不安も高まる。生徒たちの世代に分かりやすい地域のことを伝える・学習する機会を持ってほしい。
〇 NPO法人代表
・学校の取組の説明の中で,「地域」というワードが多く出た。
・何よりも人間関係を築くことで安心し,「地域」に溶け込んでいけるのではないかと思う。NPO法人の活動を通じて,本校の生徒とは,藍染め体験やそばの脱穀等の活動でふれあうことができた。いずれの場面でも生徒たちが作業を楽しそうにしていることが印象深い。法人としてこうした関わり合いを継続させたい。
・NPO法人とのこうした体験活動を一緒にすることを通じて,人間関係の交流を深め,「地域」に対しての安心感を高めてほしい。
〇 大学教員
・グランドデザインは大変素晴らしい出来映えで,内容がよく分かる。どういった力をどういった方法で育てたいかがはっきりしている。
・学校評価に対しても,令和2年度の指摘を踏まえて,実施前後の具体的な評価を入れてくれている。小学部では学習評価について,高等部は自尊感情について具体的に設定されていてよい。中学部も共同してやる力について評価を考えて他学部と足並みをそろえてほしい。自尊感情を高めることについては,同一尺度で事前・事後の評価を行うことでよい。
・美馬分校については,評価指標が教員を対象としたものとなっており,生徒がどのように変化したかの前後の評価をして成果を具体的に把握することができるようにしてほしい。
〇 障がい児入所施設 施設長
・障がい児入所施設として,支援学校とは連携を行い,丁寧な対応をしてもらっている。
・現在池田学園生が28名本校に通学し,お世話になっており,新型コロナ感染症対応で,協力いただいている。
・何より,卒業生の多くがこの地域で暮らしている。
・今後ともよろしくお願いしたい。
〇 PTA会長
・子供たちのために,地域に積極的に出るためにいろいろと考えてくださってありがたい。
・グランドデザインはわかりやすくまとまっている。
・PTAも共通理解を持って,教育活動に参加・協力していきたい。
〇 副会長(学校長)
・委員の皆様から前向きな言葉をたくさんいただけてうれしい。
・学校の中で活動が行われ完結してしまうのではなく,生徒自身が地域に飛び出して感謝の言葉をかけていただくことで自尊感情が高まることにつなげていけるのではないかと考える。
〇 会長(市青少年育成センター所長)
・本校・分校とも,地域と協力して教育活動をしていくことが示された。
・これから実践していくこととなる。
・第2回めの報告を楽しみにしている。
令和5年度、校則の見直しを行ってまいりました。
校内での審議の後、PTAの役員、学校運営協議会の委員、及び児童生徒から意見をいただきました。
本校における校則は、「服装規定」が該当します。校則の見直しとその過程については、添付ファイルをご覧ください。